2009年5月11日月曜日

2009年5月11日

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMIT12000010052009

 私は補償金支払いを拒む家電メーカーの行動がまったく理解できない。彼らはエコ家電と称する製品をたくさん販売している。つまり、環境問題には配慮する姿勢を示しながら、問題の根源が同じ社会的コストであるコンテンツについては配慮しないと言っているようなものだからである。環境には配慮して文化には配慮しないロジックなど存在するのだろうか。そう考えると、それらの家電メーカーがいくらエコ家電を宣伝しても、本当に環境のことを考えているのではなく、単にエコブームに悪乗りして新製品を売ろうとしているだけにしか見えなくなる。
エコな商品っていうのは、たとえば「電気代が安い」とか「燃費がいい」とか「長持ち」とかいった直接的な、もしくは「地球にやさしい」とかいった間接的な、ユーザが理解しやすい「価値」が足されてるからこそ多少高くても売れる。要するにユーザ側に明らかなメリットがあり、ちゃんと「価値」を提供できるからこそユーザもお金を払うのだし、売れるからこそメーカーにとっても作る意味がある。さらに社会貢献的な意味もありブランド価値の向上にも役立つ。だから作る。価値を生み出さないモノを作るのは企業の理屈として異常。

翻って録音補償金の加算はユーザにとってもメーカーにとってもわかりやすい「価値」がない。補償金を納めたらコンテンツ業界が活性化して面白いコンテンツが安価に手に入る、という保証はどこにもない。穿った見方をすれば、補償金を納めたところで、それこそよくわからない団体に「搾取」されてコンテンツ産業の活性化には何もつながらない可能性だってゼロではない。

メーカーは必死こいて頑張ってコスト削減して、ユーザに適価で届けようと思ってるところにこんな余計なコストの上乗せを義務づけられたら拒否できるものなら拒否するのが当然だと思う。価格が上がれば競争力が下がり売れなくなる。それが市場の仕組みっていうものでしょう?

もう少し「補償金」が具体的にどう使われて、誰がどうハッピーになるのか、それを誰にでもわかりやすい形で示すべき。

2009年5月9日土曜日

2009年5月9日

・ムーブメントはできるだけ初期に参加したほうが確実に楽しい。それはそこにいる人が「濃い」からでもあり、必要以上の競争がないからでもある。

・「先行者利益」はバカにできない。というか先行者利益は狙うべきもの。「先行者ブランド」はかなり強力。

・レコード会社の役割で大事なのは「文脈作り」「広報」「戦略策定」「タイアップなどの協力取り付け」など。要するに「売るための投資」をきちんとやってその分大きな収益を上げられたこと。
・あとは「メジャー」というブランドとしての信頼性も意外と大事なものなのかもしれない。

・国内だけであれだけの数字が動いた。が、志向が分散してメディア戦略も難しくなっている現状では、昔のような大きなお金の動きは難しい。
・グローバル・ニッチ、をどこまで追求できるか、が鍵な気がする。常に海外市場を視野に入れて動くほうがいい。
・海外での音楽コンテンツの販売ルートをどうやって作るか、みたいな。

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http://facta.co.jp/article/200905038.html

本当に「非常事態宣言」なのかどうかをもうちょっと考えた方がいい。
紙媒体が減ってもネットからの収益などでペイできていれば企業としては何の問題もないわけだし。
ていうかiPhoneが与える影響なんてユーザ数からみたら微々たるものだろうし、もうちょっと多角的な視点が欲しい。

というか、仮にも「情報力」「分析力」「編集力」などが問われる情報誌のサイトでこういう「分かる人には簡単に見つかるロジック的な穴」のある記事をアップしてしまうのはどうなのか。

…とかすぐに色んなツッコミを食らうあたり、今のニュースサイトって大変だよね。大変だからこういう記事でもいいか、と言われると、やっぱりダメだと思うけど。

2009年4月7日火曜日

2009年4月7日

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/07/news067.html

この記事を見て、直感として「デザインケータイ」というものがもうとっくに終わっていたような気がした。
この感覚はなんだろうな、と考えてみると、多分「ワクワクする未来」が見えなくなったというようなことなのかな。
ダサい端末の多い時期であれば「良質な/個性的なデザイン」がワクワクする未来だったのだけど、今はそこにワクワク感はあまりない。iPhoneはちょっとワクワクした。

っていうか今様々な機能の延長線上にある携帯電話、に、もうそんなにワクワクできないのかもしれない。先端のデバイスが、ついに普通のモノになった、とも言えるかもしれない。

テレビが見れるとか楽器になるとか、そういう事じゃないんだよね多分。生活がもっといい、面白い方向に変わる事を予感させてくれるような何か。そんなものの登場を期待しているのかも。


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PLY見てふと思ったんだけど、ケータイってシングルタスクだし、スライド式のモード切替ボタンとかつけて欲しいな~。「電話」「Web」「メール」「時計」みたいな動作モードをフィジカルなスイッチで切り替えたい。

2009年4月3日金曜日

2009年4月3日

アマチュアミュージシャンで、いい曲作ってる人なのにあまり評価されずに埋もれていくなんていうのは、山のように事例がある。
誰かの関心を自分に向けるのはすごく難しいこと。聴いてもらおうとしないと聴いてもらえない。
聴いてもらおうとしなくても聴いてもらえるのは本当に運がいいか、うまい状況を選択できたか、ミュージシャンとしてうまくブランドを構築できたか……つまり、必ずしも音楽制作の実力がそのまま「聴いてもらえる」という数字につながるわけじゃない。もちろん「聴いた」後にどういう評価になるか、ファンになるかどうかは実力による部分も大きいけど。
……と思って活動してないと本当に聴いてもらえない。

良い曲は勝手に広まるというのは夢、幻想でしかない。
同じ事が色々な製品とかサービスにも当てはまる。
良いサービス作ったからクチコミで広まるに違いない、という発想は、気合いが足りない。良いサービスを作ったのならば全力で広めようとするべきだ。それが世間のため人のためってもんだろう?

2009年4月1日水曜日

2009年4月1日

インディーズミュージシャンでも個人商店でも、とにかく「知ってもらう」っていうのは難しい。
知ってもらえさえすれば、その後はいかようにも努力の仕方があるけど、最初の接点を作って関心を向けてもらうのはすごく難しい気がする。
そこを大きく動かそうとすると大きなコストが必要になる。
コストを最小化するとしたら、ピンポイントに届けられるようにターゲティングとかきっちりする、みたいな形で規模を下げつつ効果を上げる方向が一番素直。
でも…マスに向けて放つものを細分化してコスト下げるとか、なんかないもんかな。
たとえば駅貼りの巨大なポスターを分割して領域ごとに個人に貸すみたいな。
あんまし現実的じゃないけどさ。

2009年3月26日木曜日

2009年3月26日

いい加減世間のニュースに疎くなってきたので何か経済誌とか定期購読したいと思い、図書館でめぼしい雑誌を一通り眺めてみたけど…いまいち…。
世間で今何が起きててそれはどういう意味か、あたり、金融・経済を中心に知っておくべきことが一通り網羅されてるものが欲しかったのだけど、やはり週刊にせよ月刊にせよ、「特集」みたいなものが中核になっているものが多くてどうも微妙にニーズに合致しない。
「誰かの考え」とかは求めてなくて、週刊誌だったらその1週間分の「事実」と「知識」が欲しいだけなんだけど、そういうコンセプトの雑誌ってないもんかなぁ…売れなそうだけど。

2009年3月14日土曜日

2009年3月14日

http://rikunabi2010.yahoo.co.jp/RN/KDBG/89/0230489045/DETAILA/I001/

なんだろうなーこの妙な気持ち悪さ。
多分、自分が新聞に求めているのは徹底した冷静な視点や公正な情報。ある種の「論理性」と「中立性」みたいなものを求めているのだと思う。
だからだと思うのだけど、「奇跡的に」とかいった言葉が使われるっていうことに対してものすごく違和感がある。というか、ペンで戦う(?)企業なのに、言葉に対する感覚のゆるさが見え隠れする。

「知ってもらうことで世界が変わるんじゃないか」、とか言われると、そこには報道機関というよりは非常に恣意的な情報コントロールの臭いがしてしまう。報道というのはある意味情報のコントロールをすることではあるので、別に変じゃないといえば変じゃない。だけど、新聞社の求人ページに掲載されるコピーとして、果たしてこれでいいのか、果たしてこのコピーに共感した人が、優れた報道人になれるのか。


しかし明らかに自分も報道に対する歪んだ偏見を持っている気がする。もうちょっと「報道」についてしっかり考えてみた方がいいな…