http://jp.techcrunch.com/archives/20100519chrome-os-versus-android/
このところ考えていること。
今のインフラではまだ無理だけど、たとえばネットワークの速度やサーバの処理速度などが激烈に高速になって、ストレージのコストが激烈に下がり、使えるストレージ容量が限りなく無限大に近づく、そんな未来を想像してみる。
…と、今のPC、今のネイティブアプリケーションの不自由さ、不便さが際立ってくる。
アプリケーションも環境設定もデータもリモートで一元管理されたほうが何かと都合がいい。
マシンが変わるごとにアプリケーションの環境設定を設定しなおすとか、他人のマシンを借りた時に使い慣れない環境で苦労するとか、そういうのは本当に無駄な、本当にいらない手間だと思う。
アプリケーションはいちいちインストールしたりアップデートしたりする手間などない方がいい。何もしなくても起動できて、自動で最新版になってくれたほうがいい。使っているうちに不具合が出て再インストールで環境設定をやり直すとかなんて馬鹿げた手間だろう。
自分の所有するファイルは自分がどこにいても、どんな場所でどんな端末からでも見られるほうがいい。ファイルの共有だって、ファイルを物理的な媒体などを経由して複製を渡すよりも、ファイルのURLみたいな位置とアクセス権限を渡して済むなら便利だろう。いちいち圧縮してメールに添付するとか、ディスクに焼くとか、USBメモリにコピーするとか馬鹿げている。一つのファイルに対して共同作業するならば、リモートにしかファイルがない形ならばバージョン管理も簡単かもしれない。ファイルのバックアップもリモートで勝手にやってくれれば、いちいち手元で別のハードディスクにコピーするとか、RAIDみたいなシステムをがんばって組むとかする必要もない。
コンテンツは「所有」するより「アクセス権」で管理する方がスマートだ。だってまったく同じファイルなのに世界中の100万人のハードディスクでそれぞれ10MBずつも占有しているなんてなんかひどく無駄なことだと思う。必要な時に必要なものを読み出して楽しめればいい。DLして手元に置いておかないと自分のものじゃないからアクセスできないって、それってなんてリスキーで楽しくないことだろう。HDDがクラッシュしてファイルをなくしてしまうかもしれないし、音楽を聴きたい時に限って手元のマシンにその曲が入ってないかもしれない。
というか、そもそも何かを所有するというのは不自由なことだ。十万円も払ってPCを所有してもそれはすぐに陳腐化する。何かを所有するよりも必要なものを必要な時に必要なだけ借りる形のほうがリスクも低くスマートだ。
「シンクライアント」っていうのが結構前から言われてるけど、現時点で自分の貧困な想像力で想像できる未来の中ではそっちの方向がやっぱり一番合理的でスマートな未来、という気がする。手元の端末は単なるViewでありUIであり、実体はリモートにあってこみ入った処理はサーバサイドで行われ、成果物は全てリモートに蓄積される。そういう形。
そうなれば、多分人は「PCの置いてある場所」という制約や、PCのメンテナンスにかかるコストや、何か色々なものから自由になれる気がする。
とりあえずブラウザで動くアプリケーションっていうのがそういう未来の一端をちらりと見せてくれている気がしていて、GoogleがChrome OSなどでそういうものを推し進めようとしている事にはなにげに結構共感している、ような気がする。いやわからない。
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