フェスとかにはそれなりに人集まってる割には、ライブハウス方面の盛り上がりについては現在微妙らしく。原因のひとつと言えるかもしれないのがチケットノルマ制。ライブハウス側としてはリスクがなく、お金払ってでもライブハウスでライブをしたいというバンドも多数あるのでニーズもあり、そこでビジネスとして成立してしまっている。
そういう仕組みだと、バンドもハコ側も集客の必要がない。だってそこにお客さんがいる必要ない。まあカラオケボックスを時間貸ししているようなものだしね。それはそれでビジネスとしてはアリだとは思うけど。
作り手演じ手が多くなると、その作り手とかに対してのビジネスのほうが安定して稼げるようになっちゃう事ってあるんだよね。myspaceとか見てると、CDプレスとかマスタリングとか、ミュージシャン相手の商売するには最高の場所だと思えてきたりする(し、実際そういう事やってる企業とかをよく見かける)
ただ、「文化」として考えたらこれはダメだろうと思う。お客さんの事考えて何かしてなければ、そりゃ人も集まらない。人が集まらなければお金にもならないしそこに夢もない。関わる人がみんな疲れていくだけだろうなー、と思う。
…という、そんな背景からかはたまた単に関わってる人が苦手なだけか、ライブハウスのライブ情報ってハコのオフィシャルサイトにも不十分な情報しかあがってなかったりということが多かったりとか。何か色々とできることのありそうなジャンルだなー、ということを、ちょっと前に頑張ってバンド活動してる後輩に聞いて思ったりしている。
------
重複上等ついでにちょっと古いネタのメモが出てきたので書いておく。
なぜユーザー参加型サイトは人気になるとつまらなくなるのか
http://d.hatena.ne.jp/watanabi/20090410/1239378195
ユーザー参加型サイトの人口増加に伴う質の低下について
http://d.hatena.ne.jp/DCasakura/20090414/p1
芸人の有吉弘行が、アメトークだったかで「ブレイクするっていうのはバカに見つかるっていうことなんですよ」って言ってた、なんていう話を以前どこかのサイトで見たんだけど、言い得て妙というか。
これは分析、ではなくて感覚レベルの話だけど、ブレイクするより前にそのジャンル/サイト/アーティストを見つけてる人って、色んな意味で「濃い」「鋭い」「面白い」人が多い気がする。
「ブレイク前」の何かを見つけるのって結構しんどいもので、情報感度が高いとか、嗅覚がするどいとか、そのジャンルを深く愛しているが故に色々知ってるとか、何かしらの情熱だのセンスだの情報力だのがないとブレイク前のものになんて容易には到達できないわけで。
たとえばWeb界隈だと優秀な人とかすげーって言われるような人って、情報が異様に早いしどれが面白そうか、みたいな嗅覚も鋭い。
最近になってかなり広まってきてるTwitterなんかも、できてすぐくらいの段階で使いはじめてたりする、とか。
たとえばVOCALOID界隈なんかのイラスト見てても、やっぱり初期のほうが「密度」が高かった印象がある、とか。
たとえばちょっと前に見たドキュメンタリー映画「Helvetica」でも、Helveticaという書体の流行の変遷は
- 初期:これまでの書体に不満があったり、より新しいものを求めていた感度の高い、センスのよい人に使われて、話題になる
- ブレイク後:とりあえずHelvetica使っていればかっこいい、という流れ→Helveticaが印刷物にはん濫
- 後期:低品質なものの乱発でさすがに飽きられる
- その後しばらくして:再評価
多分他にも似た流れのものは山ほどあるはず。
ブレイク前に集まるのは「濃ゆい人」だからこそ、ブレイク直前くらいの頃って特に濃ゆい、面白い事になりやすいと思う。で、ブレイク後は「ブレイクした事ではじめて知りました」という人が入ってくることになるんだけど、そういう人は初期の「濃ゆい人」に比べるとどうしても「薄い」人が多くなる。ゆえに全体的に薄くなっていく=初期を知ってる人からすると「つまらない」と感じるような状態になってくる。
流行り廃りって言うのはどうしたってこういう流れになるものだと思うし、それはもうなんというか、しょうがないことなんだろうな、と。たぶん、みんなが「最近ここつまらなくなってね?」と思ってる頃には、濃ゆい人達は次の面白いものを見つけているんだろうなー、と。
twitterの次はなんだろなー。
0 件のコメント:
コメントを投稿