2009年1月21日水曜日

・コンテンツは自由に見たい
・見たいときに見たいものを自由に見る事に慣れたネットユーザーからしたら、テレビの仕組みというのは不自由すぎる。
・即時性、速報性、ライブ性のあるものほどテレビという枠が活きてくるかもしれない。
・ひたすら生放送なチャンネルとかね。

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ネット時代はイメージじゃなくてより具体的な性能とか利便性とかをはっきりわかりやすい形で表明する必要がある、と思う。最低限紙カタログに載っている情報は全てリーチ可能であるべき。また、求められるのは「最新」のものだけではないということも大事。たとえば家電の情報で、過去のモデルの情報もアクセス可能になっていると地味に好感度が上がるかもしれない。

2009年1月20日火曜日

2009年1月20日

大量のフィードを読んでいて分かったこと:
・関心の低いジャンルのものは流し読みしてしまうのでほとんど記憶に残らない
・あまり学ぶのに役には立ってない。関心のあるものについては関心のあるときに一気にまとめて知るほうが能率も効率もいい。知りたい時に能動的に検索や書籍で調べるほうが確実に実になる。
・写真とか、「目で見て分かる」ものはフィードもいい刺激になってよい。

フィードはやはり「新着お知らせツール」なので、「届くのが楽しみ」「見逃したくないほど毎回高い価値のある内容」などの理由がない限り増やさなくていい。「最新情報が価値がある」ジャンルのみ購読で大丈夫だと思われる。

今後の方針として:
「最新の情報」ができるだけ摂取したいジャンル、雑誌で言うところの「定期購読したい」と思えるようなメディアについてはフィードで。
その他少し知りたいジャンルや常時関心を持たずにいられるジャンルについては、ジャンルを思い出せるきっかけだけどこかにキープしておいて、時間を見つけて書籍やネットで調査・収集・まとめをする形に変更する。

2009年1月19日

http://www.sony.jp/products/Consumer/handycam/camwithme/

なんかね、こういうものをよしとする広告屋さんの感性っていうのがどうにももう馴染めなくなったんだな、ということを最近実感している。なんというか、これを見たいと思う人はどれだけいて、どれだけの人が共感して、どれだけの人がSONYのハンディカムを買うのか、っていうところが全く霧の中にある感じがしてしまって、「ソニー商品のプロモーション」としてのストーリーが描けない。たとえばコレを見てビデオカメラが欲しくなった人がいたとして、買うのが「ソニーのハンディカム」である必要は全くないわけだし。ソニーがハンディカム業界全体に対するシーンの盛り上げとか狙ってやってるならいいのかもしれないけど。

正直こういう類のサイトのアクセスログとか滞在時間とかすごく見てみたい。

2009年1月18日日曜日

2009年1月18日

新しいOSが古いマシンで快適に動くと、買い換え需要が減ってPC産業そのものに大きなダメージを与えることになり、技術の進歩のための投資意欲が減退してしまう。Windows Vistaが無駄に重いのは、その事を懸念したMicrosoftとその周辺産業に関わる企業による意図的なもの、というシナリオがふと頭に浮かんだ。

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久しぶりにマクドナルドに行ったら、お持ち帰りの際に入れてくれる袋が紙袋のみになっていた。
以前は紙袋にさらに手提げ用のポリ袋つけてくれたのに。お陰で持ちにくくてしょうがない。帰りにコンビニに寄ろうと思っていたのだが、紙袋の扱いが面倒でやめてしまった。

どうやら手提げ袋へは基本的には「紙袋がふた袋より多くなった場合のみ」入れてもらえるらしい。(一応言えばもらえるみたいだけど)
レジ前に貼ってあった説明の紙にはもっともらしく「エコ」の文字が躍っていたが、エコのために顧客の利便性を損なうようなことしてサービスの質を落としてどうするのだろう。
紙袋のみにするなら、紙袋にちょっと工夫して手提げ的に持てるような改善をするなり、何かしらの対応の方法があるだろうと思うのだけど。
なんというか、「エコ」を免罪符にしてコスト削減をしているだけ、という感じがしてしまってちょっと残念な心地がした。

同じレジ袋削減でも、たとえば西友で買い物をすると「レジ袋はご利用ですか?」と聞かれて、「いいえ」と答えると2円だったか割引になる。このほうがずっと「サービス」という感じがして好感が持てる。

2009年1月17日土曜日

2009年1月17日

コンテンツの作り手はよき目利きになり得る。
作り手には対象に関する強い関心、好奇心と向上心がある。
作り手による評価、っていうのが評価としては信頼できるものになりやすいのかもしれない。

http://kokokubeta.livedoor.biz/archives/51528939.html
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080826/156895/

2009年1月14日水曜日

2009年1月14日

・別ウィンドウで開く必要のあるHTMLコンテンツがあるならフルフラッシュになんてしなければいい。
・いわゆるFlashのキャンペーンサイトに求められるのは、「ストーリー」とか「流れ」かもしれない。ずっと流れに身を任せているだけで与えたい/得たい情報が苦もなく摂取できること。
・情報を自分から能動的に摂取することを要求する作りにしたらその時点で負け。
・得体の知れないものに対して、選択肢がある時点で人は選べない。「何をしたらいいのか」「何をしてほしいのか」を必ず提示すること。
・ただ、サイトに到達する以前にすでに何らかの形で関心を持たせる事が完了していれば能動的な情報摂取という形もあり得る。
・でもそうだとしたらはっきり言ってFlash的なリッチなインタラクティブメディアにする必要があることなんてそんなには多くない。
・一部のFlashコンテンツはとっくに終わっていた、いや、そもそも始まる必要すらなかったのかもしれない
・一方で本当に必要のあるFlashというのもある。たとえばニコニコ動画とかみたいな。
・サイトのアプリケーションとかサービスのプラットホーム的なものとして使う方が活きてくる場面が色々あると思われる。
・結局何者も何事も使いどころが大事。当然のことだけど得意な技術とかあるとその枠に押し込めがち。危険。

2009年1月13日火曜日

2009年1月13日

テレビもインターネットも何もかも、「みたいものを好きに見る」時代になるとすると、「誰もが知ってる何か」を産み出せる枠組みは今後どこにあり得るだろうか。
ネットで有名な人は、インターネットをそんなに見ない人は知らない、インターネットをそんなに見ない人の間で有名な人を、インターネットをよく見てる人は知らない。

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有名俳優よりもお笑い芸人が知名度が上がりやすいのは、お笑いがインターネットで流通されやすく消費しやすいから?

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案外、「アニメ」みたいなものがキーになったりしてね。

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企業とかそういったもののニーズや、数年後に「あれ懐かしい」とか思い返す事を考慮に入れなければ、「全員が共通の話題として知っている必要」なんてそんなにない、っていうか、1億人がみんな知ってる状態こそ異常とも。

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NHK的な公共放送がちゃんと真面目に政治とか広報の必要なものを伝えていれば、あとはまあ専門チャンネルだらけとかでもある意味正解?

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2009年1月12日月曜日

2009年1月12日

iTMSのランキングが結構面白い事になっている。
iTMSがどちらかというとネットのコアな人を中心に使われていると仮定しても、ニコニコ動画等CGM発の初音ミク曲や相対性理論などがランキングに顔を出す、出せるという事が時流の変化をこれでもかと見せつけている感がある。

コンテンツ産業はやはり個人化というか、属人化というか、要するにいわゆる「メジャー」が必要なくなっていくという一つの流れは止められない。プロだろうがアマだろうがフラットにただ存在して気に入る人がたくさんいれば話題になる。それだけ。

投資対象だとかビジネスだとかいった形でコンテンツ産業に接する人にとっては、予測不能な要素が大きくなるのでかなりやりにくくなるだろう。なのでその辺のお金はまだ参入障壁の高い映画とかいった方面に流れるのかもしれない。

とりあえずカルチャー、としてはまだまだ面白くなる可能性が見える。
やはり未来は予測不能な方が面白い。

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関連して思うけど、印刷だとかグラフィックデザイン、Webデザインなどのデザイン業は、一つの方向として対個人向けのサービス拡充、というのも流れとしてあり得る。

個人で作ったCDのジャケットデザインを依頼するとか、個人で作った画集のプロモーションサイトを依頼するとか。

この前名刺作るために印刷屋さんを探して思ったのは、印刷業がまだB2B中心な世界なのもあって(当然そのほうが安定して儲かるしプロ相手だから仕事もやりやすいはず)、対個人でわかりやすい説明や料金体系を掲げてる企業がまだ少ないということ。
いわゆる「素人」相手の仕事っていうのは色々大変だけど、大変だからこそそこにチャンス的なものがあるかもしれないわけで。

2009年1月11日日曜日

2009年1月11日

閲覧者自身によっていくらでも情報の正確さの調査、共有ができる状況を前提にすると、イメージ戦略だの何だのといった虚飾に近い何かは意味がないどころか、攻撃対象にすらなり得る。

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SONYのようなイメージやスタイルを売りにしてきた会社が隙を見せることで、こうも人の話題に上る事が可能なのか、という事を垣間見た。ターゲット設定含めて見事なキャンペーンだ。

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pixivに投稿されるイラストを見ていて、イラストから投稿者の性別がわかることがある。性的な要素が強いものは男性によるもの、かわいさや表情なんかにこだわりが感じられるものは女性、という場合が多い気がする。
男性的なものの見方と女性的なものの見方はかなり違う。それはちゃんと意識していないと色々危ない。

2009年1月9日金曜日

2009年1月9日

情報の価値はずっと変わらない。上昇する可能性も高い。
専門誌の類の雑誌は生き残る余地がいくらでもある。その形が「紙媒体」という形かどうかはわからない。というか、紙媒体にこだわると危険かもしれない。

紙に印刷して配送する必要がなくなれば、情報コンテンツは情報コンテンツそのものの価格により最適化されてより安価になって、競争力が高まる。
ただ、それは同時に質の低い情報が安易に産まれる状況とも同義なので、色々な競争に晒されることになるかもしれない。
それはある意味いいことかもしれない。

より情報の受け手のセンスが求められる状況になるかもしれないし、色んな意味で「声の大きな」情報に人が流れる危険性みたいなものも含まれる。

あと、今よりは情報とそれを提供する人のつながりとかが明快になるかもしれない。
○○さんが××のオンライン誌に移行したから購読誌変えるとか。

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とりあえず早く産まれないかな紙媒体の代替となれる高精細なペーパータイプディスプレイ(通勤電車の中で使えるもの)とコンテンツ配信のためのプラットホームのセット。iPod(的なMP3デバイス)が音楽の聞き方や色々な仕組みを変えていくみたいに、情報の流通にまた何か変化が起こせるとしたらそういう類のデバイスだと思う。もちろんそれがデファクトスタンダード化する必要があるので難しいけど。

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やはり「価値のある情報」をただしく価値のあるものとして世間が認めて受け入れるための何かしらの仕組みっていうのがどうしても必要になる。
どうやったら求める人とそれを提供する人をマッチさせることができるか。
どこまでマッチさせたらいいのか、完璧にマッチさせる必要があるのか、もっと能動的に情報を摂取することを啓蒙したほうがいいのか。

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RSSフィードを「届くの楽しみか」をキーに整理したら一気に減らす事に成功した。
「そこからの情報が楽しみかどうか」ってすごい大事な事な気がしてきた。
新譜が楽しみなミュージシャン、新作が楽しみな映画監督、小説家、新しい投稿が楽しみなブログ、更新が楽しみなコラム…etc.

考えてみると意外と少ないんだよね。これが自分の関心とか好奇心のバロメータだとするとこれは警告ラインか。

2009年1月8日木曜日

2009年1月8日

関心の集まってるところに溜めに溜めた情報をどっと投入したときの爆発具合はすごいなぁ。

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知財方面ってこれからどんどん面白くなりそうなジャンルなのかもしらんね。

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やっぱり人間早起きはするべきだね。

2009年1月7日水曜日

2009年1月7日

「広告」をそのコンセプト的に見ればそれは必要なもの。
「作った人とそれを欲しいと思う人との間をつなぐ」っていうのは分業化、大規模化が進んだ現在では必要。
「作った人とそれを欲しいと思う人との間をつなぐ」のが「広告」だとすれば、普段「広告」から自分がイメージしている中身はあまりにも貧弱だし限られすぎている。検索エンジンそのものも一種の広告。というかインターネットそのものが巨大な広告媒体だし広告そのものとも言える。

で、そういう意味での「広告」だったら挑む価値がある。

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しかし本当に、伝えたい側、受けたい側双方に諸々のセンスが必要だよなー。そこを肩代わりして負担を減らすにはどうしたらいいか。

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本当にエコを考えているとしたら自動車に乗らないで済むライフスタイルを自動車会社自身で提案して改革していくはず。その結果自動車会社が全く別の会社になったっていいわけだし。
エコなんていうのは言い訳にしか聞こえないからそんなものアピールするより製品で語ればいいんじゃないか。

あと、たとえば電気をこまめに消すとかやったとしてもたいした効果は期待できないし、所詮些細な自己満足。電気をこまめに消そうが消さなかろうが、どう転んでもエコな、破壊的に優れたイノベーションを起こすことに注力すべきだし、そういうイノベーションが生まれたら全力で褒める雰囲気がもっと世の中にあっていいと思う。

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デザインという言葉に騙されるな。

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ああ、つまりアフィリエイト、っていうのは「卸と販売店」を少し抽象化してゆるい感じにしたものっていう見方もできるのか。

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リストラ、ってリストラクチャリング(Restructuring)の略なんだね。
首切る意味ばっかで使われるし、そういう意味だと思い込んでたけど、本来はもっと戦略的な再構築、みたいな意味なのか。

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派遣切りとかって、そういう雇用形態で雇われることをよしとしてしまった被雇用側に責任が全くないかというとそういうことでもない。けど、そういうリスクを取ってるにも関わらず安く使われるっていうのはやっぱりなんか歪んでる。そのあたりの条件とかよく知らんけど、非正規でいつでも切れるような雇用形態だとしたら、給与は社員より高くなってしかるべき、か。

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2009年1月6日火曜日

2009年1月6日

ひろゆきが「作る人を便利にして作る人に課金したほうがいい」ってどこかのインタビューで言っていたが、
作る人のほうが見る人よりもその先に利益を得る姿が想像しやすいという意味では、確かに作る人に対して環境をよくする代わりに課金するほうがなんとなく筋は通しやすい気はする。

消費者はきまぐれですぐにどこへでも行ける。作り手は場所を選んだらしばらくはそこにとどまりやすい。
持続的な発展のためには作り手に対してアピールしたほうがいいということかもしれない。

この先に利益があるかもしれない、という予感が人を熱狂に駆り立てる。

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・ダウンロードコンテンツの販売環境
・少額の課金環境
・爆発的に増えたコンテンツの整理とマッチングについて

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すでに注目してもらえている状態にあってこそ、ティーザー的な小出しな情報公開は意味を持つ。
その辺クリプトン社はわかってやってるのかどうかはわからないけどかなり上手い。

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なんだかんだでECサイトっていうのが一番素直で適切なWeb上のサービスだっていう気もするのよね。
ダウンロードコンテンツもある種の卸とショップっていう形があってもいいのかなぁ

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