2010年6月25日金曜日

2010年6月25日

http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/1006/25/news012.html

Appleが音楽市場を囲い込み終えているなんて自分には冗談にしか思えない。

少なくとも自分の場合は多少面倒だけど気になったアーティストの音楽はそのアーティストの所属するレーベルのオンラインショップで購入してiTunesに入れるという事をよくやっている。そのほうが大抵多少安いし、また所属レーベルつながりで面白いアーティストに出会える可能性などもあって面白いからだ。
#余談だけど、こないだ某レーベルから音楽を買ったら、そのレーベルのサンプラー的なMP3集がおまけでついてきた。こういうことはiTSでは起こらない。

もちろんこんなことをするのは少数派だという事も分かっているし、iTSの利便性もわかる。でも、個人的な趣味だけで言うならAppleのやり方は最高にクールなもの、ではないと思うし、iTSのユーザーインターフェースやカテゴライズ、レコメンデーション、価格等々、Appleのやり方は全くもって気に入らない。ひどいとすら思う。

Appleの作り上げている仕組みも、ちょっと安価だったり楽しかったり便利だったりする販売の仕組みなどがあればわりと簡単に塗り変わる可能性があると思っている。AndroidというiPodに成り代われる可能性のあるハードウェアを手に入れたGoogleならば、それを塗り替える役者としてはかなり面白い位置にいると思う。

多分、Googleは携帯電話(のち、Chrome OS)に関わるコンテンツもアプリも設定もみんなクラウドの向こう側に置くモデルを推進・完成させたいと考えていると思う。音楽サービスもその一端としてあるものだろうと予測している。

自分としても早くそういう時代が来て欲しいと思っているし、仮にそういう方向に行かないにしても、正しくAppleと対抗して競争できるプレイヤーがいないというのは世間的に不幸な事だと思うので、少なくともGoogleの動向については期待を込めて追っかけてみたいなと思うところ。

2010年6月21日月曜日

2010年6月21日

http://www.asahi.com/eco/TKY201006210079.html

いや、ほんとにやることで色々な効果が期待できるなら、サマータイムでも導入したらいいんじゃないかって思うんですが。

しかしCO2削減っていうのを目標に掲げるものが総じて胡散臭く見えるのはなんなんだろう。個人の家庭がほんの少し生活スタイルを変えてCO2がちょっと減ったくらいでそれがどれほどのもんなんだろう、というのがいまいちピンとこない。

贅沢を一度覚えた人間は元の感覚には戻れないし、進んだ針は戻らないし、深夜の時間を愛してしまった人はそこから抜け出たくはないし、24時間営業を始めてしまったコンビニファミレスはなかなか深夜営業は止められないだろうし。人間の欲に沿って世界がこうなっている以上、それをちょっとしたキャンペーンなんかで変えられるわけがないのです。だったらそんなことにいらない予算や知恵を費やすよりも、人間のスタイルを変えずにエネルギー消費を圧倒的に減らすような技術革新を目指す方が格段に効果的であるはずだと思うし、それが人間っていう変な生き物の生き残る術だと思うのです。