2010年1月31日日曜日

2010年1月31日

iPadにFlashのらないのってなんか非難とかされてるの?
そんな話を見てなんとなく


iPhone OSにFlashが乗らない9つの理由


・Flashの全機能を認めるのは危険だし、かといって機能制限版とかにするとまた文句出るだろーし
→ローカルファイルにアクセス?は?何いってんの?死ねばいいのに。iPhone上でなんかしたかったらこっちで審査とかしてコントロール可能なアプリのほうでやってくれます?


・Flashとかアリにすると、Adobeが将来何しやがってくれるかわからないし
→ローカルファイルにアクセス程度ならまだしも、将来のアップデートでiPhoneの楽園を乱すような機能つけないとも限らない、というか必ずつけてくるよAdobeのことだから。

・どうせAdobeのことだから、そっちで勝手になんとかするでしょ?
→Flash CS5でiPhoneアプリ書き出せるんでしょ?それでいいじゃん。

・アプリ(主にゲームとか)と競合するだろJK
→せっかくゲーム端末としても売り込んでるのに(iPod touchを中心に)、なんでそんな勝手FlashゲームとかできるようにしてApp Storeのうまみを減らすようなことしなきゃいけないわけ?ばかなの?しぬの?

・ぶっちゃけFlash見れなくてそんな困る?
→広告が見れないとかそんなのどうでもいいでしょ? YouTube?アプリで見れば?ニコ動?アプリで見れば?Flashサイト?そんなものパソコンで見ればいいじゃん。ていうかうちのiPhoneやiPadと仲良くしたいならサイト作るほうがFlashなんて使うのやめればいいだけじゃないの?

・コントロールできないものは悪、ってことですよ
→アプリのように審査を通さずにアプリ的な事されるのは正直いやだし。HTMLならメモリ管理とかあれこれこっちでコントロールできるけど、Flashだと何がどうなるかわかったもんじゃない。そんな怪しいもののせられるわけないじゃん。

・iPadでFlashサイト見る?ありえないだろJK
→えてしてFlashサイトは処理的に重いし、UI設計も適当だし。文字のコピペとかできないかもしれないし。そうすると非力なiPhone/iPadでは表示がもたついたりしてユーザエクスペリエンスが悪化するでしょ。そうするとiPhoneは低スペックとかスペック厨が騒いでAppleブランドにいらない傷がつくわけ。わかる?

・リッチメディア(笑 そんなのブラウザでやることじゃないじゃん。ていうかHTML5でいろいろできるしそれでいいんじゃないの?
→動画見るとかそんなのブラウザでやらんでもええやん。どうしてもアレだったらHTML5でいろいろできるようになるからそれでええやん。

・ぶっちゃけFlash、っていうかAdobeとか嫌いだし
→これだけ競合するソフトとかも出してるのにまだ気づいてないの?


みたいなエントリをふと思いついたけどまあどうでもいいですね。

とりあえず自分的にはiPhone OSにはAdobe製Flashは乗らない、に100ペリカ。

2010年1月27日水曜日

2010年1月27日

CDにしても本にしても、それって単なる「媒体」で、単なるコンテンツの「容器」なんだよね。容器としての利便性があったから買う価値があった。
その容器としての価値が相対的にどんどん下がっているのは明白なわけでさ。純粋に「コンテンツ」を求める人からしたら、容器はもはや邪魔なものになりつつある。

同人CDが売れるのって、まだ「モノ」としてのCDが、同人誌なんかと同じく価値をもっていられるからなのかな。

出版業界とかどうなっていくんだろうねほんと。

2010年1月21日木曜日

2010年1月21日

Amazon DTP
https://dtp.amazon.com/mn/signin

http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=1376977&highlight=

70%っていう数字は、どうやらAppleのiSlate?の対抗のようですが。
それでも、これだけの縛りをつけた上で、ということであれば、ぜんぜんAmazonにとって悪い数字じゃないと見た。

モノとしての書籍を流通販売するコストを考えると、書籍本体の仕入れ値、在庫コスト、流通コスト、人件費等あって、書籍の販売代金に対するAmazonの取り分が(多めに見積もって)5割くらいとしても、実際に「利益」になるのは3割よりは下になると思われる。

とすると、電子化されることで浮く諸々のコストを勘案に入れれば、印税を70%よりさらにあげてもペイできる余地は(投資フェーズの今はともかく将来的には)あると見た。


kindleというモノを販売することで回収、という見方もあるみたいだけど、それはあんまりないと思ってる。逆にkindle本体はどんどん値を下げて端末の数を増やし、Amazonに対する忠誠心を高めさせ、同時に高い印税率+縛りでニッチなものまでふくめたコンテンツを増加させた上で、Amazon得意のマッチングのしくみ、アフィリエイトのしくみを使ってがんがん売っていく、というのがAmazonのやりかた、という気がする。

Amazonはなんだかんだで商売人の魂が宿った会社だと個人的には思うので、Appleみたいなハードウェア込みの会社とはちょっと思考のポイントが違うと思う。

独占まではいかないにしても、これで電子書籍の出口としてスタンダードの地位を築いてコンテンツ量さえ増えれば、あとはKindle以外のデバイスに対してや、オンデマンド印刷サービスみたいなものへのライセンスみたいな方向とか、kindleというハードウェアに縛られないモデルにもっていくことが(状況によって)できるのはAppleにはないAmazonの強み。というか、Appleと敵対?するハードウェアメーカーは山ほどあるので、それ全部味方につけたらAmazonの一人勝ちはほぼ確定したようなもの。

以降はpanasonicとかsonyとかサムスンあたりが「amazon対応」とか謳った電子ブックリーダ出したりとか、sharpあたりからamazon対応を謳った電子辞書出てきたりとか、なんかそういう流れなんじゃないかな。
いや、まだamazonの電子書籍のフォーマットをちゃんと把握してないのでなんとも言い切れないですが。

まー自分はコンテンツを作る側として、少しずつ投資を始めようかと思います。
…ので、なんでもいいから早く日本向けのいろいろ整備してください。

2010年1月6日水曜日

2010年1月6日

Appleの新製品の噂がいろいろ出てるので自分もちょっと予想とかしてみる。
とりあえず「タブレット的なもの」らしい、というのは正しいと仮定して、じゃあどういうものをAppleが出してくるか。

Appleの製品ラインナップって、それぞれが独自のPRポイントを持ちつつ、かつ、互いのパイを取り合わず、できるだけ共存できるような、そういう企画がきっちりとされている。

噂されてる(というかガジェット愛好家に期待されてる)ような、実用的なtablet PC(MacBookの置き換えになりうるレベルの)というのはいまいち考えづらい。それはtabletでの操作よりはどう考えてもキーボード+トラックパッドの方が、メールを書いたりといった通常のタスクには都合がいいだろうから。そこをあえてタブレットにして残念なユーザエクスペリエンスを生むことはしないと思うし、MacBookのパイを奪うようなこともしないと思う。

予想としては、ベースはiPhone OS、ジャンルとしては「デジタルフォトフレーム」や「テレビ」「メディアプレーヤ」、「電子ブックリーダ」に近い領域を攻めてくるんじゃないかと思っている。
気軽に持ち運んで、いろんなところで本(電子書籍やPDF、エクセルワードみたいな書類)を読んだり、音楽を聴いたり、動画を見たり、ネットを見たり。あとはちょっとした手書きメモをしてみたり。そういう「見る」を中核に据えつつ多機能な、マルチなコンテンツ端末。

音楽、動画ときて、Appleが手を出し切れてないジャンルの一つが「書籍」なので、この方向が一番しっくりくると思うんだけど、さーてどんなものが出てくるだろう。

2010年1月5日火曜日

2010年1月5日

エコって言葉が嫌い。いや、エコっていうのを付加価値っぽくみせかけて価格をつり上げたり、免罪符にしてサービスの質を下げたりするような、マーケティング的に使われる「エコ」が嫌い、というのが正しいか。

「環境に優しい」ってのは、優れた技術革新があれば一気に到達できるものだと思っている。
たとえば電球こまめに消したからって変わる電気の量なんていうのはほんのわずかだし、それをすべての人に徹底できるわけではない。
それよりはたとえばLEDの技術をどんどん進めて、電球と変わらないクオリティで電球より安く買えるようにしたら、ほとんどの人は電球を使うのをやめてすべてLEDに変えることになるだろう。そうしたらどれだけ消費電力が変わるか。

燃費のいい車を作れば売れる。それは買う人にわかりやすいメリットがあるから。そして売れればそれが環境に優しくなる。だれかがエコだなんだという必要はない。勝手によくなる。

人というのはどこまでも楽な方、うれしい方へ動くものなので、それを変な理屈で制限する方向の考え方はあまり好まない。人が自然に行動していて、それが自然に環境に優しくなる。そういうことを起こせるのは強烈なテクノロジー、だと思う。

電球こまめに消そうとかCO2減らそうみたいなよくわからないキャンペーンをやるよりは、必死に人のためと会社の利益のためを思って技術革新に取り組む会社に資本を投下した方が明るい未来が見られるんじゃないか。そんな気がする。